森を抜けて駆けていく

クラシックの話、時々アウトドアの話。

八ヶ岳山麓スーパートレイル③ 1日目 8/3(霧ヶ峰キャンプ場~白林台キャンプ場) Part1

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 先日まではスタート地点までの移動だったので、トレイルとしてはこの日が初日。
実は旅の最中に日記をつけていて、小さなノートにボールペンでぎっしり書いてある。休憩ごとに結構こまめに書いていたので、そのメモも交えながら旅程を振り返ることにする。

 


ーーー旅日記ーーーーーーーー
4:30 霧ヶ峰キャンプ場
4:00に起床。21:00くらいまでは寝たり起きたりだったが、雨の音に慣れて、もう雷がこないという安心感からか、そのあとはぐっすりだったようだ。当たり前だが結露がひどいので、十分に乾かさないとバックパックが重くなってしまう。ランタンは買うべきだった。このランタンシェードでは暗い。スマホの充電器は長年使っていなかったからか、少し調子が悪い。虫の音とかすかに鳥の声。何時に朝食をし、出発するか。
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清々しい朝の空。この涼しさ静けさの中に身を置いている。幸せ。

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ランタンシェードを含めて、今回使ったギアに関しては後でまとめて紹介することにしようと思う。


ーーー旅日記ーーーーーーーー
6:27 霧ヶ峰キャンプ場
出発。5時台は晴れていたが、今はすっかり曇ってしまった。霧だ。
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この通り霧に包まれていた。こういう中でヴィーナスラインをツーリングするのもいいかもしれない。

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まずは霧ヶ峰の最高峰、車山に向かって緩やかに登っていく。登山というよりはハイキング。
大学の陸上部の合宿がいたるところで行われていた。この時間からみんなでランニング。
元気に挨拶されて、1日頑張ろうと思った。

ーーー旅日記ーーーーーーーー
7:20 車山肩
ここまでは緩やかな登り。車山がみえたりみえなかったり。気象台がみえる。

7:50 車山山頂
ガスっていて何も見えないが、日光は出ている。8:00まで休憩。カルパス2個とカントリーマーム3個。
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車山

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休憩時にどのくらい行動食を食べたかを記録しておくと、後々の自分に参考になる、とどこかのブログに書いてあったので、律儀に実践している。うまく活かしていきたい。

車山からは眼下に広がる白樺湖に向かって降りていく。雲が近くて、日が射したり射さなかったりで、景色が美しく変化していく。霧ヶ峰にしろ白樺湖周辺にしろ、自然の中のようでいて、人工的な風景ではあるけれど、一つの芸術作品のようであった。ふと目を閉じて深呼吸。生きている。

雲のきれまから白樺湖が見える。

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画面中央に蓼科山があって、山頂が見えたり見えなかったり。なぜか山頂が見えてる写真が一枚も無かったり。。(笑)

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ーーー旅日記ーーーーーーーー
9:25 白樺湖
9:00くらいにはほとりに着いたが、そこからの半周が地味に時間がかかった。音楽合宿を宿でやっているらしい音が聞こえる。天気はいい。晴れ間はかすかだが、かえってこのくらいがいいかもしれない。靴をぬいで乾かす。もう少し俗化していると思っていたが、静かで良い。まだ時間が早いからか。三ツ矢サイダーを飲む。キャンプ場で入れておいた600mlは飲みきってしまった。どこかで水をくまなくてはならないが、どうしようか。9:50出発。
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このあとこの日記は3時間書かれることが無かったが、その3時間がとにかく小さなミスのオンパレードで、大変だった。

小さなミスが、、、と言ったがそのほとんどの理由は、、、「地図の準備を怠った」ことに由来する。

八ヶ岳スーパートレイルはセクションごとの地図がホームページからダウンロードできる。
旅に出る前に、それを印刷して持って来ていた。だけれど、そのホームページには、「この地図とは別にちゃんとした地図を用意して」との注意喚起があった。だけれどそれを無視してしまった。

大丈夫だろう。行けるだろう。と。

これを読んでくださっている方に同じ轍を踏んでほしくないので断言するが、面倒でも1/25000などの地図を別途購入して、コースをマーキングする、という用意は絶対に怠ってはいけない。

なぜなら、ダウンロードできる地図だけでは、、、、絶対に道に迷う、からだ。

霧ヶ峰から白樺湖まではほとんど道が一つしかないので迷わなかったけれど、ここからは八子ヶ峰という山を超えて蓼科湖に下っていく。
ここからはことごとく道を間違え続ける3時間であった。

日毎にページを作る予定だったが、あまりに長くなりそうなので、分けたいと思います。
ということでここまで。

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